農業に残業はあるの?サラリーマンと比較した場合の労働時間とは

毎日の残業が辛くてサラリーマンを辞めたい、そのような悩みを抱えている人もいるかもしれません。独立して自営業を始めることを視野に入れている人のなかには、農業が候補に入っている場合もあるでしょう。しかし、何もわからずに農業の世界に飛び込むことは無謀であるともいえるので、しっかりと農家の働き方について知識を蓄えておきましょう。今回は、農業従事者の労働時間の長さをサラリーマンと比較したり、農業を成功させるポイントを解説したりしてきます。

脱サラでの農業経営の写真 農業も案外拘束時間は長い

もしも脱サラしてより自由な時間帯に働ける仕事に就きたいと考えるなら、農業にはメリットもあればデメリットもあります。まずはデメリットの方から解説していくと、平均的な日本のサラリーマンの労働時間が残業などを合わせて年間およそ1,730時間であることに対し、専業農家の労働時間は年間およそ2,600?2,800時間程度ということです。農業従事者の労働時間は平均的なサラリーマンの労働時間のおよそ1.5倍も働く時間が長くなるため、農業を始めれば仕事に対する拘束時間が減るという考えは基本的に間違いであることがわかります。また、農業には労働基準法が適用されないので、農家から使用されていたとしても基本的には労働基準法に拘束されることはありません。ですから、農業には定時や残業といった概念はないことを覚えておきましょう。しかし、一方でサラリーマンから農家になるメリットもあります。それは、農家の場合は自分で考えて行動ができるため、たとえ拘束時間は長かったとしても、仕事に対する自由度ははるかに高くなります。好きなときに休憩し、集中したければ10時間でも12時間でも働くことが可能です。
参照元URL
http://shinkisyunou.biz/start/noka/noukatosararimantonochigai/農家とサラリーマンの比較(労働時間と仕事)/
http://kochi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/kochi-roudoukyoku/topics/topics222.pdf
http://agrlabor.com/point/roudoujikan.html

脱サラでの農業経営の写真 作物は1日では実らない!継続が農業を成功させるコツ

農作物の多くは収穫時期が決まっており、年に1回しか収穫できないものもあれば、年に数回は仕事の書き入れ時があるものもあります。年に1回しか収穫がない作物を育てている場合は、その間の収入が少なく、生活に対する不安を覚えるかもしれません。しかし、はじめの数年は慣れないこともたくさんあります。失敗したり利益が薄かったりしても、とにかく継続していくことが農業を成功させるポイントといえるでしょう。農作物が立派に育つかどうかは年に数回しかわからないことが多いため、待っている間はやきもきするかもしれませんが、例えできた作物が小さかったり色が悪かったりしたとしても、失望してすぐに農業から足を洗うのではなく、次回どうすれば成功に近づけるかを研究しながら次の年に備える気概を持つことで、次第に思うような収入になっていくことでしょう。農業では「継続は力なり」なので、研究を怠らずに作物を作り続けていけば、成功への道は開けていきます。

インターネットなど現代のツールを大いに活用しよう

サラリーマンを辞めて農家に転職した場合、サラリーマン時代の知識が役に立つことがあります。従事していた業種や職種にもよりますが、特にインターネットを活用したウェブビジネスを手がけていた場合は、生産した農作物をネット上で魅力的に販売することで利益を上げられる可能性があります。また、外国語ができる人は海外の農業に関する知識を仕入れて実践することでも、日本の既存の農作物にはない付加価値を自分が栽培するものに加えることができるでしょう。脱サラ農家の場合、生まれたときからずっと農業に携わっていた人たちとは違う視点で農業について考えられるので、新しいテクノロジーを積極的に使用して販路を拡大していくことで、利益を生むことができるかもしれません。また、不慣れで不良品を多く出してしまった場合でも、売り方によっては売れ残りを作らずに完売させられる可能性もあります。農業にはアイデア次第でいくらでもビジネスのチャンスがあるのです。