農林水産業のこれからの就労の可能性について

gum01_ph01161-s複数のプロモーションをすること

現在、農林水産業の人不足解消には、多くのバリエーションのプロモーションが必要になってくると思います。たとえば、CMをする、農協、漁協が就業支援プログラムを組んで、今以上にイベントを開催する、マッチングサイトや就職活動サイトの作成、そしてなにより、自分の身体で日本の未来を担う食料を生産することの素晴らしさをプロモーションする必要があります。現在の農林水産業の実情ではまだまだこのプロモーション戦略が不足しているように感じます。農林水産業は技術革新によって大きく生まれ変わり、日本の大きな成長産業になる可能性も充分に秘めています。外国企業の参入で競争に負けてしまう前に、日本の農林水産業の競争力を高め、輸出産業としても大きな利益を出せるビジネスモデルに育てる必要があるのです。

さいごに

現在の農林水産業が掲げる問題点は、人不足や外国企業の参入、農薬などの食の安全や地方都市の衰退などさまざまな危惧すべき点があります。しかし、漁業においては日本近海は世界でも有数な豊かな漁場であること、また、農業においては日本の大地は肥沃で農作物が良く育ち、海外のように干ばつなど自然災害も比較的少ない農業のやりやすい国です。これらをもっと若者にも従事しやすいように技術革新、合理化、高利益になるビジネスモデルの作成を通じて成長させ、次世代の農業従事者を創出すること、なにより持続可能な農林水産業というテーマを達成させることが重要なカギになります。まだまだ、農林水産業においては、未着手の事項があり、ほかの産業と比較しても可能性は充分にあります。また、食品を扱うという観点から、需要は永遠にある魅力的な産業でもあります。これからの日本の未来の農林水産業のために、ぜひ改革と革新をもって挑んで頂きたいと思っています。