スタッフインタビュー|現場で働く先輩に聞きました

知多農場(愛知県)・一富士農場(静岡県)で活躍するスタッフに、入社のきっかけや仕事のやりがい、職場の雰囲気についてざっくばらんにお話を伺いました。 農業や畜産の仕事に興味を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください!

お話を聞いたのは知多農場で働く、入社9年目の板倉さんご夫婦(みずきさん/としきさん)と、一富士農場で働く入社2年目の原さんです!

Q1. 入社のきっかけを教えてください。

みずきさん:
愛知県の農業大学校の実習で来たことが最初のきっかけです。家族経営の牧場にも行きましたが、エル・ファーム・サカキバラは会社規模が大きく、働く環境が安定していると感じて入社を決めました。
 
としきさん:
僕らは農業大学校の同級生なんです。僕は卒業後は農業と関係ないハウスメンテナンス会社に就職したのですが、休みがほとんどなく体力的にも限界を感じて転職を決めました。そこでみずきに声をかけてもらったんです。酪農は朝が早いのは大変ですが、しっかり休みが取れるのはとてもありがたいです。
 
原さん:
静岡県伊豆出身で、農業大学校では畜産を専攻していました。中学生の頃にニュースを見て「農業の仕事がしたい」と思ったのが最初のきっかけです。就職活動では、大規模で経営が安定している牧場を中心に探しました。一富士農場は働く時間が一般企業と同じで、職場の雰囲気も良さそうだと感じました。見学のときに牛の誕生日パーティーをしていたのがとても印象的で、「ここで働きたい」と思いました。

 

 

Q2. 現在のお仕事と、やりがいを教えてください。

みずきさん・としきさん:
私たちは、入社後一富士農場で働いていましたが、産休・育休を1年取得し復帰後知多農場へ移籍しました。これまでに搾乳・哺育・飼養管理など、一通りの仕事を経験しています。一富士農場では乳牛がメインですが、知多農場では肥育が中心。肥育事業が牧場全体の経営を支える重要な柱になっています。そのため、今は肥育に関しての知識を勉強中です。また、月1回の全社員での勉強会があり、経営の考え方や飼育管理の改善などを全員で共有します。「ただ作業をこなす」だけでなく、会社としてどう強くなるかを一緒に考えられるのがやりがいです。
 
原さん:
1年目は搾乳を担当し、今年からは繁殖部門を担当しています。学校で勉強してきたとはいえ、最初はできないことも多くて戸惑いました。でも、1年経つと牛の様子や変化がわかるようになり、どう対応すればいいか自分で判断できるようになってきます。「昨日できなかったことが今日はできる」そうした積み重ねを実感できるのが、この仕事の大きなやりがいです。
 

 

Q3. 職場の雰囲気はどうですか?

みずきさん・としきさん:

私たちは、どちらの農場も経験している珍しい状態なんです(笑)知多農場はベテランのスタッフが多く、未経験で入ってもしっかり教えてもらえます。「この人に任せれば大丈夫」と思える先輩が多いので、安心して仕事に向き合えます。一方で一富士農場は若手がどんどん活躍できる雰囲気があります。農場長の長谷川さんやベテランスタッフが先頭に立ち、その下に9年目・6年目など中堅がそろっていて、チーム全体が熱いです。人材育成のマニュアルがとても整っているので、成長スピードが早いと思います。

 

原さん:

若いスタッフが多く、同年代が多いので何でも相談しやすいです。先輩・後輩の壁があまりなく、わからないことも気軽に聞ける雰囲気があります。お休みの日には先輩がドライブに連れて行ってくれることも。遅番は1年交代制で大変な部分もありますが、7名体制でしっかり連携して仕事を進めています。

 

 

Q4. 休日の過ごし方や、働く環境について教えてください。

みずきさん・としきさん:

二人とも旅行が好きで、一富士農場の時は車で2時間走ればどこでも行けたので、よく出かけていました。連休も取りやすい職場なので、計画も立てやすいです。知多農場へ移籍した今は、愛知県内の観光地によく行きます。動物園や水族館など、自然や動物に触れられる場所が多くて気に入っています。

 

原さん:

富士宮市内のアパートで一人暮らしをしています。車がないと少し不便な面もありますが、周辺には観光地も多いので、休みの日は出かけてリフレッシュしています。自然が好きな人には、とても暮らしやすい環境だと思います。

 

 

Q5. 今後の目標は何ですか?

みずきさん・としきさん:

現在、社長や先輩スタッフが独立用の空き牛舎を探してくれています。私たちの最終的な目標は、独立して新規就農することです。実際にどの牛舎になるかはまだわかりませんが、働きながら知識や実力を付け、一歩ずつ準備を進めています。

 

原さん:

先輩たちは繁殖・育成・搾乳などいろいろな分野を経験していて、どんな状況にも対応できる頼れる存在です。私もこれから経験を積み、どの部署でも戦力になれる“オールラウンダー”を目指したいです。

 

 

Q6. 最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

みずきさん:
エル・ファーム・サカキバラは従業員同士の仲がとても良いです。私は9年目で静岡から愛知へ移動してきた時、少し気まずいかな…と思っていたのですが、丁寧に教えてくれる先輩ばかりでした。

 

としきさん:
エル・ファームは給与や休みなど、業界内でもトップクラスの福利厚生が整っています。また、頭数が多い牧場なので、得られる経験値がとても大きいです。メガファームのように“分業”で同じ作業だけをやるのではなく、ジョブローテーションで幅広い仕事を経験できるので、成長スピードも速いと思います。

 

原さん:

農業系の学校出身でなくても、未経験から始めているスタッフもたくさんいます。最初から完璧にできる人はいませんし、先輩がしっかりサポートしてくれるので安心してください。牧場の仕事に興味があれば、気負わずに飛び込んで大丈夫。ぜひ一緒に働きましょう!

 

 

あぐりナビ担当者から一言

みずきさん、としきさん、原さん、お忙しい中インタビューに答えていただきありがとうございました♪3人のお話を聞く中で「牛に対する真摯さ」「働く環境への感謝」を共通して感じました。特にびっくりしたのは、みずきさんととしきさんは一緒に育休を1年取得されたそうです!スタッフの働きやすさを重視してくれている、エル・ファーム・サカキバラさんだからこそ出来る取り組みだなと感動しました✨️生き物を相手にするお仕事は、心のどこかで『とっつきにくい』イメージを持ってしまっているかもしれません。ただ、エル・ファーム・サカキバラで働くスタッフの皆さんは、実際に未経験からスタートし、知識も何もなかった人たちばっかりだそうです。なぜそのような状態で入社し、一人前となり活躍しているかというと、会社の指導体制や職場環境が関係しているのだと思います。あなたの不安もしっかり受け止め、素晴らしい社会人人生を経験させてくれる会社だと思います。ぜひご応募下さい!

企業情報

所在地(住所)

愛知県半田市宝来町5丁目15番地

会社名

エル・ファーム・サカキバラ

代表取締役

榊原 一智

設立年月日

1995年7月7日

事業内容

酪農業、肉牛の飼育・販売、飼料配合、堆肥
牧場での液肥の生産・販売


《知多農場》
▽経営データ
・飼養頭数:約1670頭
・乳牛:約370頭
・肥育牛:約1300頭
※乳牛部門は年間約2,500tの牛乳を生産
▽設備
16頭Wヘリングボーンパーラー/フリーストール牛舎/肥育牛舎/堆肥舎/浄化槽/乾燥ハウス


《一富士農場》
▽経営データ
・飼養頭数:約650頭
・乳牛:約550頭
・育成牛:約100頭
※年間約5,000tの牛乳を生産
▽設備
16頭Wパラレルパーラー/フリーバーン牛舎/堆肥舎/トップターン
ホイールローダー/スキッドステアローダー/ダンプ/トラクター/フォークリフト

規模

合計1,300頭

従業員数

知多農場:31名(常勤社員/18名 パート/6名 外国籍社員/7名)
一富士農場:31名(常勤社員/14名 嘱託社員/2名 外国籍社員/15名)
※令和6年8月現在

求人URL https://www.agri-navi.com/s/?post_type=fudo&p=7071