ワクワク農業体験をより楽しむための服装ポイント3つ

挿絵1楽しく貴重な農業体験をより楽しむためには服装選びが重要になります。服装によってはせっかくの楽しい農業体験が台無しになってしまう可能性もありますから、きちんとした服装選びを心がけましょう。しかし、どんな服装が適しているものなのかを考えてもいまいちわからないものではないでしょうか?そこで、農業体験で避けるべき服装やおすすめの服装としてはどんなものがあるのか、持っていくと便利な小物としては何があるのかを見ていきましょう。

農業体験で失敗したなーと思った服装は?

失敗してしまう服装といわれても、実際に農業体験に参加しないことにはどんな服装のことを指すのかはなかなか浮かばないものですよね。そこで農業体験の参加経験者に失敗したと思う服装の特徴について訊ねてみました。

汚れや暑さや日焼け… 問題はさまざま?

  1. 汚れても良いものではあったのですが、泥などが入り込みやすかったのでもう少し耐水性のあるものにすればよかったです(30代/女性/正社員)
  2. 自分が勤務した工場の現場の作業服を着てきました。とても暑くて半そでのシャツで良かったです。(70代/無職/男性)
  3. ジーパンが泥だらけになって、汚れがなかなか落ちなかった(20代/男性/正社員)
  4. 田植えの体験で、長靴を履いていったが長さが短く、水が入ってしまった。結局裸足でやった。(20代/女性/パート・アルバイト)
  5. どういう服装にすれば良かったのかは分からないが、半ズボンで作業をしていて、やたらとヒルに血を吸われてしまった。(20代/男性/パート・アルバイト)
  6. つばの小さい帽子を被っていったのは失敗でした。日焼けするので上からタオルを被る羽目になってしまいました。(40代/女性/派遣社員)
【質問】
農業体験に参加した時、別の服装にすれば良かったと思った経験を教えてください。
【調査結果】

フリー回答

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年06月16日~2017年06月23日
有効回答数:191サンプル

汚れても良い服装を着用していても失敗してしまうケースは多いようですね。特に目立っていたのは、服装に不満が多かったケースです。長袖だと暑かった、長靴が短くて泥が入った、ジーパンの汚れが落ちなかったなど、さまざまな問題があることが伺えます。他にも、日焼け対策として帽子が合わなかった、半ズボンでヒルに吸われたといった問題もあるようです。農業体験をするにあたって、服装が汚れて良いかどうかだけではなく、動きやすいか、快適に過ごせるかといった面への配慮も欠かせないものなのかもしれません。

これはダメ!NGな農業体験の服装とは?

挿絵2まず大前提としてやってはいけない服装は、街を歩くために着るようなお洒落な服装です。農業体験をするとなるとどうあっても必ず服は汚れてしまいますから、汚したくないような服装で行くのはご法度になります。次に、露出の多い服装も止めておきましょう。夏の暑い時期にはノースリーブなど露出が高くて涼しい服装にしたくなるものですが、農作業をするとなると危険です。畑には虫が多く、蚊もたくさんいるので肌が露出していると刺されてしまいます。蚊だけに限ったことではなく、ムカデや蜂などの危険な虫も潜んでいる可能性がありますから、そういった外敵から身を守るためにもできる限り肌を露出しないことが望ましいです。また、ずっと外にいることになりますから、長時間日にさらされるので日焼けの問題もあります。
服だけではなく、靴にも気を配りましょう。農業体験をするうえでヒールやサンダルはNGです。田畑で作業をするわけですから、地面が安定したアスファルトではなく土や砂利の上を歩くことになります。怪我をしたり、足を挫いたりしてしまう原因になるので、こういった靴は避けるようにしましょう。女性の場合は、爪への気配りも忘れないようにしてください。爪が長いと折れてしまう可能性がありますし、折れなくても指と爪の間に土が入り込みやすいので前もって短く切っておくことをおすすめします。

農業体験に適した基本の服装はコレ!

挿絵3農業体験にぴったりな基本的な服装といえば、長袖と長ズボンです。それから履きなれた長靴あるいは運動靴を履くようにしましょう。いずれも汚れても問題がないものにすることを忘れないようにしてください。
長袖に長ズボンとなると暑苦しいと感じるかもしれませんが、虫や日焼けから身を守りたいのならきちんと着用しましょう。暑さ対策として通気性の良い素材のものにすれば、服装による暑さはそこまで気にならないものです。農業体験ではかがんだり、歩いたりといった動作をしますから、その際に問題がないような動きやすい服装を選ぶのも重要なポイントになります。濡れてしまう可能性もありますから、そのための備えとして速乾性の良い素材にしておくのも効果的だといえるでしょう。
次に靴ですが、運動靴か長靴のどちらにするべきかが場所によって異なります。土が入りやすそうな場所の場合は運動靴よりも長靴にしておいたほうが安心して作業ができるでしょう。それもできる限り丈の長い長靴にしたほうが土や泥が入りにくいのでおすすめです。また、もし汚れてしまったときのために、カバンの中や車の中などに予備の靴を入れておくのも有効的です。汚れてしまった靴は非常に歩きにくいですし、農業体験への集中力もかなり落ちてしまいます。靴は洗ったとしてもすぐには乾かないですから、汚れやすそうな場所の場合は検討してみると良いでしょう。

農業体験に適した基本の服装~小物編~

農業体験をするのなら上下の服装や靴だけではなく、他の部分にも気を配りましょう。役立つアイテムを着用しているのとそうでないのとでは農作業がどれだけ快適に行えるのかに大きな差が出てきます。
まず必須といっても良いアイテムが、帽子と軍手になります。帽子は日焼けから身を守るために欠かせませんし、軍手は怪我の備えとして有効的です。特に軍手は汚れやすいので幾つか予備も持っておくと良いでしょう。あとは、首に巻けるタイプのタオルも持っておくと便利です。汗を手軽に拭くことができますし、首に巻いておくことで虫刺され予防にも繋がります。
また、必ずなければいけないというわけではありませんが、もしものときの備えとしてウィンドブレーカーを持っておくことをおすすめします。天気が急に悪化したり、急に寒く感じたりした場合には重宝しますから、手持ちのバッグの中にでも用意しておくと良いでしょう。
気になるようであれば、虫よけスプレーや日焼け止めも持ち歩くようにしましょう。農作業をしていると汗で流れ落ちてしまいますから、繰り返し使えるように携帯できるものが便利です。男性の場合はあまり気にしないかもしれませんが、日焼け対策はとても重要です。長い時間をかけて農業体験をするわけですから、気にせずにそのまま過ごしていると肌が火傷のようにただれてしまう可能性があります。肌が弱いのであれば特に紫外線対策は徹底するように心がけてください。

まとめ

農業体験を安全に楽しむために必要となる服装のポイントについて紹介してきましたが、いかがでしたか?汚れの対策は行えていたとしても、それ以外の面でうっかり忘れてしまっていたことや考えていなかった問題点があったのではないでしょうか。農業体験をするうえでは汚れや日焼けを始め、さまざまな対策を講じる必要があります。きちんと対策をしておかないと後になってからトラブルに見舞われたり、農業体験を思うように楽しめなかったりといったことになりかねません。そのような事態にならないようにするためにも、服装や小物の対策は徹底して行うようにしましょう。

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