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養鶏

養鶏とは、農業分野の畜産の一種で鶏を飼育することです。卵を生産する採卵(鶏卵)や食用(鶏肉)とする目的で鶏を飼うことを指します。大多数の肉用の鶏はブロイラーと呼ばれる限られた特定の品種で、採卵用の鶏をレイヤーと呼び、ひよこの雌雄の選別は人手により行っています。また、通常はケージに入れて飼うのですが、こだわり鶏の生産などでは、平飼いを行っている養鶏場もあります。 近年では、一つの養鶏場で数十万羽飼育するといった大規模養鶏場も一般的になっており、GPセンター(洗卵・選別・包装を行う施設)を自社で完備して生産から出荷まで一貫して行っている養鶏場もあります。

一日の仕事の流れ

AM
  • 05:00~6:00 集卵
  • 07:00~08:30 給餌・給水・健康状態の観察
  • 9:00~12:00 洗卵・選別
  • 12:00~13:00 昼休み
PM
  • 13:00~16:00 機械の点検・鶏舎の修繕など
  • 16:00~16:30 給餌(2回目)・飼料配合

※数日に1回、鶏ふんの回収、たい肥化の処理が発生する場合もあります。

仕事の内容

養鶏の仕事は、採卵養鶏、食肉養鶏に大別されます。

卵の回収

採卵養鶏では午前中の早い時間に産卵が集中するため、まず卵を集めることから始まります。卵同士がぶつかったり、親鶏が卵を傷つけてしまわないよう、素早く卵を回収します。最近では、ベルトコンベアーで自動的に卵を回収する装置も導入され効率化されています。

卵の選別・洗浄(GPセンターへの出荷)

GPセンターとは、最新の機器によって卵を洗浄し、大きさや品質を選別する施設を指します。自社内にGPセンターを持つ養鶏場もありますが、無い場合は採卵後にエッグトレーに入れて出荷します。

衛生管理

採卵養鶏は雛鳥の育成は専門業者に任せ、卵を産める成鶏に育て上げるのが主流です。食肉養鶏は、①生後40-50日の個体を仕入れる方法、②産卵開始直前の個体を仕入れる方法、③餌付け(えづけ)から成鶏管理までを一貫して行う方法があります。一貫経営の場合は、その分高い技術が必要です。

大規模な養鶏場では機械化された効率的な飼養が進んでおり、日常的には機械のコントロールや点検、数値に基づいた生産計画といった業務が発生します。

一方、小規模な養鶏場では、自然の環境下での平飼いなど、小規模だからこそ可能なブランド鶏の育成が主流です。

この仕事の3つの魅力

1. 好調な需要で安定的

豚と並び、食卓に欠かせない食品として安定した需要のある養鶏。鶏肉の消費量は、ここ5年ほど連続して消費量が増加。鶏卵についても同様です。今後も継続して需要が見込まれる産業と言えます。

2. こだわりのブランド卵は高価格も可能

最近ではブランド卵への注目が高まり、お取り寄せ商品化や専門店の出店ケースも出てきています。独自の方法で付加価値をアピールし、高額販売の販路を築いていく楽しさがあります。

3. 大規模で安定した経営体が多い

機械による大規模化が顕著な養鶏業界は、1経営体あたりの飼養頭数が畜産業界ナンバーワン。安定した企業が多い傾向にあり、雇用条件や福利厚生も比較的充実しています。また、機械化によって未経験でも就農しやすいのも特徴です。

こんな人に向いている!

  • 細かい仕事をコツコツとこなせる人
  • 数字に強い人
  • 多少の汚れやにおいも気にしない人

日々たくさんの鳥たちを相手とする養鶏の仕事。 細かい作業をコツコツとこなせる真面目さが求められます。また、大規模な養鶏場では、機械によって数値化されたデータをもとに生産計画を練りますので、数字を扱うのが好きな方は特に面白みを感じられるでしょう。現場の仕事ではにおいや汚れはどうしても発生しますが、この点を気にせず仕事に打ち込める方に適任です。

以上、養鶏についてご紹介しました。
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