農業に従事しいてる方もこれから参入される方も、農業により興味を持ち農業とは何かを知ること。それが農業界で成功するための第一歩!

なぜ農家に転身したのか

 大学3期生になったら就職活動をして一般企業に就職する…当たり前のプロセスが、 自分の中で、あまりリアリティーに感じられなかったんです。なので、一度、自分を見つめ直そうと、 1年休学をしたんですけど、そこで出会ったのが農業でした。  農業は、理屈ではなく、自然の中で、野菜の中で、自分自身がイキイキとと感じることが多く、この道を追求していくことがあるべき姿なのではといつからか思うようになりました。大学卒業後は、長野県で3年ほど白菜やレタスの生産に従事し、埼玉県で数ヶ月、小松菜などの葉物野菜を中心に、生産業務に携わり、現在に至っています。

農業界に対する想い

 最近は、多くの人・企業が、農業という分野に興味を持って参入してくる方が増えてきたと感じます。 それ自体は、農業を生業としている人間として歓迎しています。ただ、農業なら、簡単に道が拓けると思っている方も、 一方では多い気がします。生産者の立場としては、当たり前のことですが、 農業というお仕事は、決められた時間や枠組みの中だけでは収まりません。  価格相場の変動、日々の天気の変化、そういった、通常の概念では把握しづらい状況と向き合いながら、 仕事を進めていく必要があります。要するに粘り強さがなければ勤まりません。 農業を目指そうと思う方は、そのことを肝に銘じおく必要があります。 また、私達のような立場の方はもっと消費者目線に立ち、色んな勉強をしていくことも大切だと感じています。

農業経営者としてのビジョン

 やはり経営者である以上は、事業規模の拡大を進めていきたいと思っています。売上規模はイメージでは持っていますが、まだ公表はできません…(笑)いま私は、当農園の進むべき、短期的なビジョン、中長期的なビジョンを明確にするために、色んな物(経済動向等)をみて学習しています。  まだ頭の中で完全に整理されたものにはなっていませんが、田邊農園の価値をしっかりと構築するということが、まずは直近の目標なのかもしれません。

生産者としてのこだわり

 当農園では葉もの野菜を中心に生産しているので、とにかく鮮度が重要になります。 鮮度を保つこと自体が野菜の付加価値となるため、その点は意識高くこだわりをもっています! 消費者の方に、畑から直送するというイメージをもって、鮮度に優れた野菜を届けること、 またその野菜に価値を感じくれる人を囲い込み、手かげた生産品を販売していく、これが当農園のこだわりになります。 おかげさまで、現在は、多方面から引き合いがくるようになりました。
あぐりナビ担当者から一言

今回は2度目の訪問となりましたが、日々、経営者として自己研鑽されているその姿に、私自身ももっと頑張らなければいけないと、いつもその気にさせてくれる田邊農園代表の田邊圭一郎様。弊社にもたくさんの的確な事業アドバイスを下さり本当に感謝しております♪鮮度にこだわった野菜を消費者の方によりスピーディーにお届けするための工夫、今後の農園のあり方など、横にいるだけで、やる気にさせてくれる代表!そんな代表と一緒に働かれているスタッフの方たちはとても幸せなんだろうと感じた1日でした。お忙しい中、インタビューの対応ありがとうございました。

企業情報

地域 広島県
所在地(住所)

広島県安佐北区

会社名

田邊農園

代表者

田邊 圭一郎

設立年月日

2006年5月

事業内容

葉物野菜の生産・販売

規模

施設42アール

従業員数

5名

求人URL https://www.agri-navi.com/s/?post_type=fudo&p=880
HP http://www.tanabe-farm.com/
主要取引先

卸売業者/量販店/飲食店ほか

連絡先

080-3385-3513