新規就農まるわかり特集

新規就農まるわかり特集 新規就農まるわかり特集

自分で農業を始めてみたい!そんな方へ向けて、新規就農の基本情報とお役立ち情報をまとめました。

新規就農とは

一口に新規就農といっても、実は大きく分類すると3種類。本ページでは、下記の(1)に関わる内容をメインにご紹介していきます。

(1)自ら新規に経営を始める

経営者として、一から自分で土地や資金を調達し農業を始める形です。他業種から新たに就農する人のことを「新規参入者」と呼びます。

(2)家族が保有する農場の後継者となる

親や親戚などの農地を継いで農業を始める形です。この場合の後継者を「新規自営農業就農者」と呼びます。

(3)農業法人に就職する

経営体(農業法人)に雇用され、その従業員として農業に従事する形です。「新規雇用就農者」と呼びます。最近では、経営者の家族以外の従業員を後継者として育てる経営体もあります。

新規就農(新規参入)に必要なもの

自分で農業を始める場合、必要となるものは主に次の4つ。※本コンテンツでは、それぞれに関連する詳細記事を随時更新していきます。

新規就農に必要な4つ

資金

農業の中でも何の業種を選択するかによって大きく異なってきますが、平均の自己資金額は約230万円。しかし、初期投資としての農地や設備費用だけではなく、住宅や当面の生活費なども含める必要があります。合計すると実際には1,000万前後の資金が必要となることが想定されるため、下記の補助金制度などを積極的に活用しましょう。

農地

自分で土地を新規購入する場合は当然大きな資金が必要となるため、まずは希望する地域の地主さんから農地を借りる形が主流です。ただし、そのためには地主さんをはじめとする地域関係者との信頼関係が重要。権利や税金といった土地に関する知識だけではなく、地域ごとのコミュニティのあり方を知ることも大切な要素です。

設備・施設

一から機械などの設備を購入すると、業種によってはハードルの高いものが多々あります。初期投資を抑えるためには、中古品や地域内での共同利用・レンタルなどを活用する手もあります。

技術・ノウハウ

農業技術を身につける術は様々あり、ご自身の適性や年齢により手段を選択することができます。日本の農業は、北から南まで地域ごとの環境変化が顕著です。同じ業種でも習得すべき内容が異なるため、独立を目指す地域での実践的な経験を積むことが求められます。

関連コンテンツ