若者も農業の魅力を感じるようになっています

wet-morning-field_2234383不安定なイメージ

農業は収入が少ない上に、不安定で実家が農家という人でもなかなか継ごうとしないのが現状のようです。農業の収入はどの作物を作るか、どれくらいの規模で作っているかなどで大きく異なりますが、少ない農家は年収150~200万程度というところもあります。 更に、農家は田舎に多いので、生活するのに不便だという事も、後継者がいなくなる理由としてあげられます。農業が高齢化している背景には、このようなことから後継者がいなくなっているからなのです。 現在、農業の仕事をしている人の平均年齢は65歳とされています。何とか後継者を作ろうと様々な取り組みが行われています。 後継者を育てるために、各農家が農業体験会を開催したり週末農業などを実施して、農業の良さを伝えています。体験できる作物の種類も非常に沢山あり、収穫したあとに食べることができるため人気です。 農業の仕事は収入が不安定かもしれませんが、得られるメリットもたくさんあります。例えば、自分で作った野菜や果物、お米を食べることができるので、新鮮で美味しく体に優しい食生活を送ることができます。 また、自分が作ったものを沢山の人に食べてもらうことができるという喜びを得られます。自然の中で生活することで、穏やかに生活ができます。体を動かすので、健康的です。農業をしているご年配の人って、とてもはつらつとしていて元気に見えますね。やはり健康的に生活できているからではないでしょうか。

農業の学校

農業をしてみたいけれど、全く経験がないからどのようにしていけば農業の仕事に就けるのか分からないという人もいると思います。そんな人は、農業の学校に行ってみるのも良いでしょう。働きながらでも通うことができ、農業の現状や経営についてしっかり学ぶことができます。 自然の中で穏やかに生活できる農業、後継者になりたいと自ら体験にくる若者も増えていますので、体験を通して農家の仕事がしたいと思う若者が増えれば、高齢化の 問題も解決されていくことでしょう。