実業にも応用できるIT技術のメリット

 この回では主にインターネットやスマートフォンなどの情報技術の拡大と、農業におけるその有効活用法を書いてきました。私も、はじめはこのような情報技術は株や為替といった金融取引への活用がメインかと考えていましたが、農業や製造業へ活用して、人不足の解消や販路の拡大といった農業や製造業の抱える諸問題を解決していけるには十分可能性があると解りました。情報技術の向上の最大のメリットは、なんといっても日本全国どこでも、その人が得たい情報が得られるということでしょう。一昔前であれば、自分で足を運んで図書館で調べたり、店舗で見て確認したり、学校や専門学校に行かなければ得られない情報というのが当たり前の時代でした。それと比較すると現在は高度な情報化社会となりましたし、このようなメリットを活かし、衰退しかけている農業を活性化することは十分可能でしょう。

watering-can_21307758さいごに

情報化社会が生むメリットは一般企業や個人だけでなく、農家や畜産家といった実際の生産者も享受することが可能です。しかし、農家の高齢化や過疎化、人手不足などで、このような情報技術がまだまだ農業に活かされていない状況です。これからの日本の農業が衰退せず、活力を取り戻していくためにはこのような細心の技術を用いて、農業の作業効率化と合理化を進め、世界で戦える日本の農業を再生していく必要があります。日本だけでなく、世界のマーケットも考えると、食料供給という意味ではマーケットは超巨大です。いち早く日本の農業が再生し、活性を取り戻していくためにはこれらの技術による技術革新、作業の効率化と競争力アップがとても重要なポイントになります。日本は豊かで豊穣な国土を持ち、気候も農業に適した国です。今のまま農業が衰退していくのはとても勿体ないことです。情報技術や市場のニーズを的確に判断して、有益な農業を目指していくことが急がれています。